【月替わり】2021/7のお知らせ



『リコメンドアロマ』

7月のおすすめアロマは『ベチバー』です。

主にアジアを原産地とするイネ科の植物。見た目は同じイネ科のススキに似ています。

フレグランスは雑草を引っこ抜いた直後の匂い。もしくは泥を掻き出した畦道の匂い。

ウッディよりももっとアーシー。まさに地に足をつけた重厚な沈静をメンタルに課します。

ややもすれば強烈なくどさは、意外なことにフローラルともよく親しみます。

シャネルの香水のベースに用いられている逸話は有名。ぜひラベンダーなどとブレンドで。


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清涼感と抗菌抗ウィルス作用のアロマで作成したマスクスプレーもご用意しております。

噴霧をご希望の際は、お気軽にお申し付けくださいませ。


『アフタースイーツ』

7月のスイーツは『ふんわりとろける生クリーム大福』です。

ひんやり涼やかな夏の和菓子をご用意しました。一口サイズですが食べ応えはばっちり。

抹茶や黒蜜きな粉の定番フレーバーから、チョコミントやラムレーズンの変わり種まで。

半解凍の状態でお出ししますので暑気あたりの気だるさを労ってください。


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夏季限定でコールドドリンクをメニューに追加いたします。

・ミントとレモンとライム

・塩とグレープフルーツ

上記二種を日替わりで提供いたします。クエン酸と塩分が水分補給にぴったり。


『店長ログ』

あいかわらず美容室サロンジプシーの長谷です。

「予約サイトを開けば目移りするくらいの美容室が掲載されているじゃないか」

「選り好みしすぎなんだ」

「単純に理想が高いだけなんじゃないか」

云々という声が聞こえてきそうですが、自分でも痛み入るくらいに心得ております。

ここ半年ほどで三つものサロンを転々としたのですが、どこもそこも棹差しかねています。

美容サービス業に従事しているのもあって100%お客様に成りきれないんですよね。

通じる部分もあるだけに、他人事でなく、自分事としても見てしまう。

もちろん勉強になる要素も多分にあるのですが。

先日、初見で訪ねた美容室の話。

久しぶりの大型店でした。都心の一等地を中心に複数店舗を展開しています。

いわゆる大型店って長らく敬遠してたんですよね。

金に物を言わせるだけでマニュアル的で慇懃無礼というか。完璧な偏見ですが。

それでも久方ぶりに訪れて、少し見方が上方修正されました。

価格はリーズナブルなお店と比べれば倍ぐらいは高く設定されています。

ところが直近半年で他店を巡ったせいもあって、差異は際立って目につきます。

大型店はお客様も同僚の数も多いので、当然ながら切磋琢磨して技が磨かれます。

ものさしができるんですよね。比較対象があるから自分の今の技量も計りやすい。

次いで、使用する粧材や器材にお金がかかっている。

これもつまり金に物を言わせているのですが、一流のブランド品は品質も確かです。

お客様の立場でも料金に見合うだけの高級粧材でもてなされればテンションも上がります。

そして改めて感じたのが店構え。結局は金です。

地価が国内で一番高額という立地の商業ビルの高層階の広々としたフロア。これは金です。

「いわゆる大型店」のお客様はこうした要素に納得して、あるいは期待して通うのです。

磨かれた技術、厳選された粧材、ハイクラスな店構え。

お客様は目で見て感じて、体で体感します。

有無を言わせぬ説得感。泰然としたどやぁ感。

お高くとまっているわけではなく、媚びる必要も、言葉を尽くす必要もないのです。

たとえば人柄や雰囲気といったファクターは提供する人によってムラも紛れもあります。

大型店はケバもバリもない一方、料金に裏打ちされた安定したサービスを受けられます。

ようやく大型店の存在意義や利用用途に得心が行ったような気がしました。

サロンのスタンスには同調しなければなりません。

そんなだからレセプションの人に、

「おトイレはどちらですか」と聞いて「お化粧直しですね」と言い直されるのです。

煎じ詰めれば、私の個人の弱小の零細の風変りなコンセプトサロンとはベクトルも違うし、

金に物を言わせる手法も取れなければ、別の手段で勝負しなければという話に帰結します。

大型店がリッチでゴージャスなのが気に食わない批判なんじゃないのかって?

そんなことありませんよ。僻み根性なんかじゃありません。ありませんったら。

ちぇっ。

それでは、今月もよろしくお願いいたします。

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