【月替わり】2020/12のお知らせ



『リコメンドアロマ』

12月のおすすめアロマは『ベンゾイン』です。

和名のアンソクコウノキの樹脂を安息香と言い、ベンゾインはその学名に由来します。

琥珀色の樹脂は、名前そのままを連想させる馥郁としたこっくり感のある甘み。

バニラに含まれる芳香成分バニリンを同様に有し、またその代替精油にも用いられます。

数ある精油の中でも一般に膾炙した香りの反面、主張が強く、アコードに悩まされます。

シナモンと柑橘系を足して、とことん芳醇に、ホリデーシーズンらしく。


『アフタースイーツ』

12月のスイーツは『シュトーレン』です。

芸能人も足繁く通う銘店ノワ・ドゥ・ブールのシュトーレンをご用意しました。

当店でも、この時期にお出しするスイーツとしてすっかり定番化しました。

今年も残すところわずか。季節の焼き菓子で年の瀬の雰囲気に浸ってみてください。


『店長ログ』

先日、友達に誘われて久しぶりに新宿ゴールデン街を訪ねました。

ゴールデン街に精通しているらしい友達に伴ってお店を転々とはしごし、

一軒一軒の滞在はそれぞれ一時間くらいと、

なかなかに目まぐるしくも新鮮な体験をさせていただきました。

そのはしごして最後に訪れた店。

この看板。この階段を上っていく感じ。この店の面構え。

「ここ、私、前に来たことがあるなぁ」

記憶を辿ってみると、確か、私の従兄がやっているはずのお店でした。

「オーナーの名前って○○っていうんじゃないですか?」

EXILE系の店員のお兄さんに尋ねると、目を見張った様子で

「そうです。どういったご関係で?」との回答。

偶然にも手繰り寄せた記憶のよすが。

従兄に呼ばれて、かつて私がこの店を訪れた際には、私はまだ男でした。

それからお互い疎遠になり、もう何年も会っていません。

私が女の風体をしていることも、おそらく従兄は知らないでしょう。

「まだこのお店、残ってたんだぁ」

なんだか不思議な感覚に囚われました。

時間の膨大な隔たりも感じました。

つくづく新宿という街に、私は縁があるみたいです。

歌舞伎町でホストをしていた時も、自分がまさかニューハーフ嬢として

出戻ってくるなんて想像もしていなかったことです。

なんとも数奇な人生。

まぁ、男として、女として、一つの人生で二度楽しめると考えれば得なのかもしれません。

とはいえ、なんとなく従兄と顔を合わせるのはバツが悪いなぁ。

でもゴールデン街は楽しめました。

また機会があれば遊びに行ってみようかな、と思ってます。

それでは、今月もよろしくお願いいたします。

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【月替わり】2021/11のお知らせ

『リコメンドアロマ』 11月のおすすめアロマは『シナモンリーフ』です。 リーフの名のとおり抽出部位は葉。成分もマイルドでトリートメントにはより向きます。 絵面で連想する茶色の円筒形は、樹皮を乾燥させ丸めたものでバークと区別されます。 菓子、香辛料、漢方と利用シーンは広範に渡り、国内でも遍く普及しています。 香りを表現するなら、粉末が宙に舞うかのような鼻腔にこびりつく鮮烈な甘み。 定番のオレンジと、

【月替わり】2021/10のお知らせ

『リコメンドアロマ』 10月のおすすめアロマは『サンダルウッド』です。 和名は白檀。お香や仏具、高級建材として古くから珍重されてきましたが 現代では乱伐が続き、原産地であるインド政府により厳格に貿易規制されています。 サンダルウッドを一本伐採したら、即座に一本植樹することが定められているほどです。 そのため希少性が高いのはもちろん、香りも無駄遣いできない神妙な気分に誘います。 甘みと苦みを持つビタ

【月替わり】2021/9のお知らせ

『リコメンドアロマ』 9月のおすすめアロマは『ジャスミン・サンバック』です。 茉莉花やアラビアジャスミンなどの別名を持ち、ジャスミン茶の着香にも用いられます。 コンビニでも手軽に買い求められる飲料として日本人になじみの深い香りですが、 抽出された精油はもっと目を見張るほどの気高さ、妖艶さと、上品なホワイトフローラル。 高価なレアバリューに分類されるのもあり、ブレンドするのが正直もったいない代物です